設計から加工まで自社完結できる
“ものづくりの醍醐味”を実感。

職業訓練の受講を経て
ものづくりの現場に就職。

以前は全く違う業種に勤めていましたが、元々ものづくりに興味があったこともあり、前職を退職後、ポリテクセンター福井の職業訓練を半年間受講しました。訓練では機械や加工に関する知識や、CADを用いたパソコン操作など、製造業における基本的なイロハを習得。センターの就職支援を通して寺下機型の会社説明会に参加し、型の設計から加工まで自社で一連完結している点に惹かれ、入社を決めました。
入社後はNC工作機械（コンピュータを使用して自動で加工を行う機械）のオペレーターとして、木型・金型・樹脂型の製作に携わっています。職業訓練で学んだとはいえ、製造の現場で仕事をするのは初めてだったので最初は右も左も分からない状態でしたが、部署の先輩方が新しい作業のたびに丁寧に教えて下さり、仕事を覚えながらスキルアップできています。念願だったものづくりの仕事に就くことができ、毎日が充実しています。

仕事に全力投球しながら
オフは登山でリフレッシュ。

NC機の稼働中は切り口の様子や異音、刃物の状態などをチェックしながら、加工に異変がないか注意しています。セットした製品が無事加工を終えることが出来た時は、ホッとするとともに達成感を感じますね。一つの製品加工が終わるとNC機の清掃をし、次の加工に移るのですが、この時間を短縮することが作業の効率化につながるため、チーム内で連携を取りながらスムーズな作業をめざしています。加工の前日にはチーム内で計画のすり合わせをし、事前準備をしっかりしておくことも作業時間の短縮につながっています。
また、仕事と共に今熱中しているのが登山です。知人に誘われて鯖江の「三床山」に登ったのをきっかけに、休日は山でリフレッシュしています。これまで登った中では白山が一番印象に残っていますね。10月でしたが雪の中に赤い紅葉が映えて、地上とは全く違う非日常感を味わうことができました。今後は山小屋に泊まって北アルプスにも挑戦してみたいと思っています。

自己分析を丁寧に行い
マッチした業種を選んで。

製造業の仕事は、どうしたらより効率よくお客様に満足いただける製品を提供できるかを追求することが重要だと感じています。私は寺下機型に入社し、社員一人ひとりのプロ意識の高さや、ベテラン社員の無駄がない仕事ぶりにも驚かされました。そうした尊敬できる先輩たちが周りにいる環境も、この会社を選んで良かったという誇りややりがいにつながっています。
これから就活を始める皆さんには、ぜひ自己分析を丁寧に行い、自分が何に興味があるのか、何が好きなのかをしっかりと把握したうえでマッチした業種を選んでほしいですね。会社は入社して終わりではなく、今後の人生をかけて続けていくものなので、自分に合う仕事選びをすることは本当に大切だと実感しています。
今後は今できることを完璧にこなせるよう精度を上げながら、さらなるステップアップをめざして日々成長していきたいと思っています。ものづくりに興味がある方は、ぜひ一度見学にお越しください。お待ちしています！